『む・しの音通信』No.56(2006.7.31発行)


シンポジウム「政治を市民の手に」参加者アンケートより

【「脱政党の時代に」はいかがでしたか? 】

◆障がい者、ひきこもり、老人など各道に分かれてしまう生き方ではなくて、そういった方々もひっくるめて1つの社会を形成し ていくことの重要性を改めて認識をしました。人のつながりが欠如していっているこの時代に「共生」の社会へ政治がリードし ていくことが大事だと思いました。
◆話し方の上手な、面白い人ですね。浅野さんの本は3冊ぐらい読みました。子どもは 小中学校普通学級に在籍しました。高校は残念ながら、養護学校でした。
◆普段思っていてもなかなかできない、あんなこと、こんなこと・・・それらが間違っ ていないと再認識できました。「初心」の立候補の“志”に帰らなくてはと考えています。
◆浅野前知事の人柄を知ることができたのは大きな収穫でした。知事としての業績の源はそこにあるのかと感じました。
◆各講演の中でも印象的でした。市民としての責務を再認識しました。
◆今、なにか違うような〜と言うことが浅野さんの話で、そうなんだよなーと意を強くできました。
◆ユーモアがあり、たいへん楽しく、勉強になりました。かたくるしい話し方ではなかったため、内容が良くわかりました。
◆浅野さんの知事になるまでのプロセスを伺えてよかったです。当選して終わりでなく、実際にどのような仕事をされたのか知れて有意義だった。
◆興味深い話が多かったので、時間が足りないと感じた。いい選挙を実現されたことが新鮮だった。
◆浅野さんはテンポよくわかりやすかった。
◆体験にもどついたお話は良かった。「市民派」とは、もっと知ることが大切である。
◆浅野さんのお話は特になるほどと思うことが多かった。でも、小さな町の議員では〜と思うことも多かった。
◆慶応大学では政治参加論を教えているということでしたが、非常に大事なことだと思いました。地方分権ではやはり、財源確保が最も重要とあらためて思いました。
◆好ましい例にして出された人物が、ほとんど女性であったのが印象的でした。
◆何を話して欲しいか、今一歩伝わってなかったように思います。もう少し欲張らずに絞ったほうが良いのでは。
◆「脱政党の時代に」に対する答えというかスタンスがちょっと明確でなかったのが残念です。
◆むずかしい言葉が多かった。

【パネルディスカッション「私たちに何ができるか」はいかがでしたか?】

◇各議員さんが、がんばってみえる生の情報を聞くことができ、大変勉強になりました。鼓舞激励された気分になりました。浅野氏 が話してみえたように、議員提案の条例ができるような積極的な議会が実現したら良いと思いますし一助になりたいと思います。
◇それぞれの方がしっかり活動されてますね。
◇知事を辞めた直後の浅野さんのお話は大変参考になりました。
◇市民の多くが、自分がやらなければそれでイイ。損得で動いているので、大変かと思いますが、、訴えてゆけば思いは伝わります。ガンバってください。
◇市民派議員となってから2年になります。大変参考になりました。
◇市民派議員を育てる議論をすべきだ。
◇少し時間との闘いを見ていて感じましたが、短い言葉の中にどのような仕事をされていたのか学ぶことが出来た。
◇ここにおいての浅野さんのコメントは、多くの問題提起があってよかったです。
◇活動していること、考え方の話を聞くことは良かった。
◇行政、市民、そして議員で具体的な問題を自由に話す場があると良い。
◇5名のパネラーの問題提起がディスカッションに活かされていなかった。それぞれの時間が短かかったように思う。もう少し詳しく実践報告をしてもらい、議員と市民とのつながり、動きがみえると、生きてくるのではないかと感じた。
◇女性議員が活発に発言している様子に頼もしく思った。
◇時間が少なくじっくり質疑応答がなく残念。
◇もっとつっこんだ話が聞きたかった。予算編成の過程にどのようにかかわっていくか等。市民派?む・し派?私には、まだよくわからない。
◇パネルディスカッションがあって良かった。浅野さんは良かったけど、スーパースターで終わらない。
◇パネリストが多すぎた・・・が、こんなに多くの人がたぶん一人でそれぞれの地域でがんばっているのかと分かって、嬉しい。
◇「市民派って何だろう」という浅野さんの指摘をもう少し深めれるとよかったと思います。壇上の各々の議員さんが少数でも誠実にがんばってらっしゃるのが印象に残り ました。
◇浅野前知事の締めくくりの発言で、地方議会は人々に関心を持たれていないのは、法律に定められた根本理念を忘れて、ほとん ど機能していないと判断されているとの発言が印象深かった。
◇議会の仕事にもっと問題意識をもった議員が欲しいと思っていたので、浅野さんのシメはよかった。

【ご自由にお書きください】

○現在の状況をおかしいと感じ、変えたいとは思うのですが、どうしたら変わるのかという手段の段階になると私のまちの市議会 の状況などからみても、あまり参考になるものがなかったのですが、参加させて頂いて、まだまだ若輩者で勉強が足りませんが、おぼろげながら手段についても見えてきた気がしております。
○長く政党に所属して活動してきたが、6年前に政党から独立。町民からは「きょうからは町民党」と名づけられた。以来、独自で考え、独自で立案、独自で行動してきたが、久しぶりの勉強会への参加。楽しく勉強させていただきありがとうございました。
○浅野さんの考え方は、合理的だなと思うことが多々ありましたが、現場はそうはいかないだろうと思うこともたくさんありま た。「市民派」というのは違う考え、立場 人の話を想像力よくきけることかも。判断は自分で下すにしても。
○浅野さんの障害者福祉、教育については、これからの展望を含めてもっと掘り下げて聞きたい。
○おもしろかったです。議員に興味をもちました。
○浅野前知事の話はとても納得する。私も他のイベントと重なって悔しいと思うし、向こうももっと他イベントの情報収集してか ら日にちを決めてほしいと思う。 
○行政は市民に伝える(アカウンタビリティ のトレーニングする環境が職場にない。評価されない。行政は、規模によってですが、すべて理解して事業を実施していない。
○「無党派」「市民派」は何か?と、今までずっと問いつづけてきましたが、まだ答えが出せません。今日のシンポを何度か振り返って、考えてみようと思いました。
○市民派とは、無党派とは、少しまだまとまらない。(でも大事なことは考えることである)ひとつの考え方は、現場を大切にすることではないでしょうか。
           
 (文責:みどり)