99年9月議会 議会の品位に関する決議(案)

  再付託の手続き(但し、この9月議会後が議員の任期満了につき、廃案となる)

日程第8 議会の品位に関する決議(案)について

○議長(鬼頭鉄雄君) 日程第8、議会の品位に関する決議(案)についてを議題といたします。
 この案件につきましては、議会運営委員会に審査を付託してありますので、審査の報告を求めたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(鬼頭鉄雄君) 異議ないものと認めます。よって、議会運営委員会に審査が付託してある議会の品位に関する決議(案)につきまして、報告を求めることは可決されました。
 ただいまから、委員会の報告を求めます。
 議会運営委員長 見澤昭一君、どうぞ。

○議会運営委員長(見澤昭一君) 議会運営委員会につきまして御報告を申し上げるところでございますが、この委員会におきまして、私一身上の都合によりまして、欠席をさしていただきましたので、かわって副委員長の田中議員から御報告をお願いいたしますので、よろしくお願いいたします。

○議長(鬼頭鉄雄君) ただいま、委員長より審査の報告について、副委員長の田中優一君が審査の報告をするとの申し出がありました。
 お諮りいたします。ただいま委員長より申し出がありましたとおり、副委員長より報告を求めたいと思います。これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(鬼頭鉄雄君) 異議ないものと認めます。よって、本案は副委員長である田中優一君より報告を求めることが決定いたしました。
 副委員長 田中優一君、お願いします。

○議会運営副委員長(田中優一君) 委員長より御指名を受けましたので、御報告をいた したいと思います。
 議会の品位に関する決議(案)について、報告を行います。
 去る8月23日、第1委員会室におきまして委員会を開催をいたしました。委員会は、議会側は委員5名が出席、執行部側は町長、助役、総務課長の出席を求めました。
 会議は、議長、町長のあいさつの後、協議事項に入り付託案件であります議会の品位に関する決議(案)を慎重に審議をいたしました。
 その内容といたしましては、委員よりの意見交換ということで会議を進めてまいりました。委員よりの意見といたしまして、品位について「この案件を決議した場合、またしなかった場合、両方を考えるとどちらにしても問題が生じるのではないか」、「品位の基準は個人個人で違うので、議決が必要なのか、また反面、個人個人で違うから必要ではないのか」、「前回の特別委員会の研修で、先方が制服を廃止し自由となり御無礼すると言われ、やはりけじめとして必要ではないか」等々、賛否両論の意見が出されました。
 以上が、本委員会の今までの中間報告でありますが、当委員会といたしましては、議会の品位に関する決議(案)につきましては、当委員会において今後も継続していくべきであるとの結論に達しましたので、継続審議をすることを希望し御報告といたします。
 よろしくお願いを申し上げます。

○議長(鬼頭鉄雄君) 報告どうもありがとうございました。
 副委員長の報告に対し、質疑を行います。質疑をどうぞ。
 寺町知正君。

○1番(寺町知正君) それでは、今の報告に対して質問いたしますけども、継続というような最終的なお話でしたが、先ほど別件の委員長報告でもこの議会、私たちの任期は10月8日ということですので、当然そこは皆さん念頭にあってと思いますけれども、そういうことを承知の上で継続というふうにされたわけですが、継続としておいて結論が出るというお考えで継続とされたのか、いわば任期が来て終わってく、審議未了で廃案になりますね。そういうふうにお考えなのか、どちらでしょうか。

○議長(鬼頭鉄雄君) 田中優一君。

○議会運営副委員長(田中優一君) 今の御質問ですけども、当然、委員会といたしまし ては、結論を出そうという努力を常にしております。だから今の質問の意味が、よくわ かりませんが、当然廃案を願って協議するような委員会ではありませんので、その辺は 御承知おきをいただきたい。

○議長(鬼頭鉄雄君) ほかに質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(鬼頭鉄雄君) 質疑ないものと認めます。よって、これをもちまして質疑を終結いたします。
 ただいまから、討論を行います。なお、討論は簡明に願います。
 最初に、反対討論をどうぞ。
 寺町知正君。

○1番(寺町知正君) 継続とすることについて反対する立場から討論いたしますけども、先回の議会でも申し上げたというふうに覚えておりますけども、そもそも品位に関すること、今の副委員長の報告の中でもありましたが、議論の中でどちらともつけがたいといいますか、そういう正確を持った案件なんですね。そういった意味では、幾ら継続にして議論を尽くしても、結論に至らないということは明らかであります。そういった意味で、継続ではなく、この際この決議案ということについては、もう廃止するという結論にせざるを得ないというふうに考えます。そういった意味で、継続には反対いたします。

○議長(鬼頭鉄雄君) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(鬼頭鉄雄君) 討論ないものと認めます。これをもって討論を終結いたします。 お諮りいたします。先ほど議会運営副委員長 田中優一君から付託案件を継続審査とするよう報告がありました件を議題とし、再付託することに御異議ありませんか。
〔「異議あり」「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(鬼頭鉄雄君) 異議がありますので、本案を議会運営委員会に再付託することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

○議長(鬼頭鉄雄君) ありがとうございした。起立多数であります。よって、本案は議会運営委員会に再付託することは決定されました。