不祥事根絶のための措置を求める請願書   
          請願者 もうガマンできない高富町民の集まり
              世話人  ・・・・・・・・

              紹介議員

                           一九九七年六月十三日
 高富町議会議長 久保田 均 様

         請願趣旨 

 五月七日、高富町長鷲見岩男氏が収賄容疑で逮捕され、五月二八日起訴されました。この不祥事に対する政治的責任は重大です。当町では、六年前(一九九一年)に助役選任をめぐる収賄で町議が三人逮捕され、これに先立つ六年前(一九八五年)には、地元選出の県議が、汚職事件で逮捕されました。度重なる不祥事に、町民は心を痛めています。
 そこで私たちは、不祥事を根絶し、住民の信頼を回復するために、左記の措置を、議会ないし行政が速やかに講じられることを求めて、地方自治法第一二四条によって請願いたします。
請願項目

(一)ガラス張りの町政を実現するため、行政・議会を対象とする、「知る権利」をうたった情報公開条例を制定する

(二)業者との癒(ゆ)着をなくし、接待行政をなくすため、以下の内容を盛り込んだ、罰則を伴う公務員(含む特別職)倫理条例を制定する
 @取引業者等からの金銭・物品・便宜等の贈与・提供・貸借等を禁止する
 A経費を相手方が負担する遊技・旅行等を禁止する
 B相手方提供の食事等をしない。職務上やむを得ない場合は実費を支払う

(三)健全な地元業者を育成し、かつ、公正、公平を確保するために入札制度を改革する。同時に、監視等のために第三者機関を設置する
                                  以 上