発足集会 1996年8月21日(水)
私たちの県政を実現させる会(仮称)・準備会
提案事項(案)
◆候補者 → 公募制にして広く募る
→ 要綱を作成し、公に募集する
◆体制→事務局を明確にする
◆会の《目的》
この会は、いのち・くらし・しぜんを守り、だれもが人間らしく生きられる社会をつくるために、政治の流れを変え、ひとりひとりの県民の声が届く岐阜県政を実現させることを目的とする。
◆政策
最終的には、県政全般の政策、対案を提示することになるが、まず当面は、メンバーの意識に近い部分(=現県政の問題点)を、中心の政策テーマとして示す
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(よびかけ)
岐阜県民の皆様へ
私たちの住む岐阜県は、いま、長良川河口ぜき、徳山ダムや各地の一般・産業廃棄物処分場、高レベル放射性廃棄物処分につながる超深地層研究所などの事業や計画によって、自然がずたずたに破壊されつつあります。これに、無配慮な道路計画が輪をかけています。
「首都機能移転」の宣伝には何億円もの血税を使い、住民を無視して、掛け声だけが、一人歩きしています。
また、たいていの県民が利用することのない「箱物」が、莫大な税金で造られています。逆に福祉などは全国最低に陥っています。現在の岐阜県政は、私たちの暮らしや生命さえも脅かそうとしています。
県民の願い、思いは県政に届いていません。
4年は待てない!安心して年をとっていける岐阜県を今つくりたい!
県政の刷新を望むあらゆる県民の皆様に訴えます。私たちの県政を実現させるために、ともに岐阜県知事選挙に取り組みましょう。
《会の基本姿勢及び政策骨子》
《私たちが主人公》
◎民主的な住民参加のまちづくりを進める
・県主導から市町村主導の行政を実現させる
・重要な政策に関する住民投票の実施を制度化する
・“箱物優先”や“イベント県政”の見直しを進める
・清潔な政治、ガラス張りの県政を実現する
・情報の開示を促進し、公文書公開条例を充実させる
・自立した第三者機関としてのオンブズマンの設置
《くらし》
◎すべての人が人間らしく生きられる社会の実現をめざす
・産業の育成をはかる
・県民が望む福祉の充実をはかる
・農業を守り、食料の安定供給をはかる
・消費税の見直しをはかる
・行財政改革を進める
《しぜん》
◎共存、共生をはかり、豊かで美しい岐阜県の自然を未来へ引き継ぐ
・大規模開発、乱開発に歯止めをかける
・河口ぜき、ゴルフ場などへの対応を見直す
・事業(事前)アセスメントを実施する
・身近な里山を守る
《いのち》
◎きれいな水と空気、安全な食べ物を守る
・子どもやお年寄り、障害者など当事者参加のノーマライゼーションを進める・・女性への差別をなくし、あらゆる機会に女性の起用を積極的に進める
・“子どもの権利条約”を実現化し、自主性をはぐくむ教育を進める
・平和を目指し、戦後補償、強制労働問題への独自の対応をする
《今だからこそ》
◎4年は待てない、私たちの思いを実現させよう
・住民無視の首都機能移転問題や、廃棄物処分問題の見直し
・強引に進められる徳山ダム・東海環状道など大規模公共事業の見直し
・水源となる上流県の責任として、豊かな森や自然を守る
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岐阜県知事選挙立候補者公募要項
岐阜県政の新しいリーダーを求めます
一、応募の資格
「私たちの県政を実現させる会」の《目的》ならびに《基本姿勢及び政策骨子》に賛同する人であれば、県内外在住を問わず、誰でもかまいまません(応募の秘密は厳守します)
二、ご提出いただく書類
(一)写真 一枚(手札方)
(二)経歴書
(三)応募理由書(400字詰 二枚程度)
‡推薦の場合は(三)推薦理由書
三、応募の期限
1996年9月30日(郵送の場合は簡易書留にして下さい)
四、応募先(問い合わせ先)
私たちの県政を実現させる会
《知事候補選定の原則ならびに手続きの流れ》(予定)
◆会の目的に賛同し、その実現のために誠実に努力される方で、多くの県民に信頼され合意の得られる方を知事候補として擁立します
◆公募要項を発表( 月 日締め切り)、自薦他薦の候補者を募ります。
◆会は、自薦他薦で(無党派の人を)リストアップの上、会議(例・事務局会議)で絞り込み、候補者として推薦します
◆締め切り後、早急に『公開討論会』(月日は追って発表?・10月中旬か?)を行います。(交通費などの費用は本人でご負担いただきます)
◆「私たちの県政を実現させる会」の会議(例・拡大事務局会議、地域での事務局会議)などで検討、候補者の絞りこみをします。
◆「私たちの県政を実現させる会」と共通の目的をもって知事選挙をたたかう団体(現時点では?)とはかるなどして、1〜数名に絞り込みます。
◆「私たちの県政を実現させる会」の会議(例・拡大事務局会議)で、最終的に候補者を決定します。
◆候補者と関係者、団体が政策協定を結び、同時に確認団体を発足させます。