新しい風ニュース  120号(通巻152号)
 たかとみの環境とくらしを考える会
  岐阜県山県郡高富町西深瀬208  TEL・FAX 0581-22-4989
  《なんでも相談》  どの政党とも無関係の寺町 ともまさ発行
       E-mail tera-t@ktroad.ne.jp 1999年9月8日

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   《 寺町ともまさ の 活動の経過 を 整理します 》
 90年12月から「たかとみの環境とくらしを考える会」としてニュースを発行、その後、93年4月24日から「新しい風ニュース」として発行してきました。
 まだまだ、やらなければいけないことがたくさんあります。

◆《生活ゴミの収集は毎週2回に》(95年12月議会)
   →96年4月から、年間通して、一週間に2回の収集になりました

◆《学校などの焼却炉は直ちに廃止を》(97年9月議会)
 →ダイオキシン対策として、県下に先駆けて、学校を含む公共施設の焼却炉使用中止措置。重要書類裁断用のシュレッダーも直ちに導入。  

◆《乳幼児医療費の無料化を》(95年12月、97年3月、99年3月議会)
  →96年4月から、2才を3才に引き上げ
   →97年4月から、4才に引き上げ
 しかし、現町政になって、これ以上は拡大しないとの方向。これではいけません

◆《住民の立場での福祉の推進》
 高富町の福祉の充実のために「単独の福祉課」の設置を(95年1月ニュース)
  →96年より福祉課設置。しかも、初の女性課長が着任

◆福祉バス、福祉タクシーの実施を(みどりさんのころから)
  →96年度より巡回バス(ハーバス)実施

◆《土地開発指導要綱を無視》
 指導要綱があるにもかかわらず、長年、開発行為に適用せずに、乱開発、ミニ開発を放置
 →96年から強化拡充して改正、適用、厳正になりました


◆《分担金や寄付金要求はなしに》
 町道の改良、舗装などに分担金をとることは違法(いつも指摘)
  →分担金割合を年毎に下げ、97年から実質廃止、98年から完全廃止に

◆消防寄付金(防火水槽、消火栓)などを設置するのは規定の寄付金を出したところだけ、という制度は違法(95年12月議会) →96年度から廃止されました

◆《決算認定は9月議会に》
                 (95年12月、96年6月、98年12月議会)(98年3月、99年1月ニュース)
次の年の予算を有効に組むためには、前年の反省を9月にする必要があります。
 →99年9月より、念願の9月議会決算になりました

◆《納税組合補助金は廃止》
 納税貯蓄組合補助金は違法(93年3月のみどり議員)との指摘で、補助額を減らすことになりました。
 私は、早く廃止をと言い続け、99年4月より全面的に補助金廃止になりました。
 →かわりに、行政側の徴収努力をたかめることです

◆《温泉探し予算はとりやめ》(98年3月議会)
   こんな無計画な予算は認められないと、98年度予算の全体に反対。
→結局、98年度は事業は行わず。当面この話は進めない、との答弁に。

◆《ゴミ減量、リサイクルのために資源回収奨励金の大幅増額を》
 学校などが行う回収事業への補助金「資源回収奨励金」は、郡のゴミ焼却場への負担を軽減する効果が歴然。よって、奨励金を増額すべき(96年6月議会)
 →奨励金は97年より大幅増額(新聞7円。牛乳パック、アルミ缶10円)

◆ 《公務員の服装は自由に》(97年3月議会)
  →2月に新庁舎ができたばかりなので、一年見送るとの答弁。 
   →99年4月より実施(制服貸与費用の経費節減との名目)

◆《富岡排水機の運転は不適正》(ニュースNO,92/97年9月)
 →それ以後は、前向きに運用改善され、水の引きもある程度よくなりました

◆《ゴルフ場開発問題》
 一時は、高富町に4つものゴルフ場開発の申請が県に出されていました。
 しかし、大桑の一番奥に計画されていた一つは、県に許可の返上をしました。
 東深瀬の計画は、許可は出ているものの、まず不可能と見られています。
 既にオープンしている岐阜国際カントリーでは違法工事をいくつも発見、県からは改善工事が指導中です。高富カントリーは、違法工事を数億円かけて改修しました。 伊自良村の3つのゴルフ場計画も、立木トラスト運動など地元の皆さんとの協力で、実質的に中止になりました。

◆《住民合意のない公共事業は改めるべき》   東海環状自動車道では、住民の意見を無視した強引な公共事業の進め方にノーを示そうと、住民検討会、監査請求、トラスト運動などを続けてきました。
 この経験から、大規模公共事業には、早めの情報察知、行政対応が必要ということがよく分かりました。そして、大規模なゴミ処理施設計画である「地球環境村」の構想への対応は、地元で話が出て数カ月で動くことができました。

◆《地球環境村のゴミ処理施設はノー》
 地球環境村の計画が突然に!水面下で進められかけていた計画を、数ケ月後の98年9月議会で表に引き出しました。私以外にノーという議員はいません。
 以後も、毎議会で、町の推進姿勢を牽制、住民の皆さんに知らせ続けています。
  このまま黙っていると、この4〜5年で事業スタートもありうる、と見ています  

◆《土地開発公社》
 町土地開発公社の不正・不適正経理や土地保有の問題に取り組みました。
 全国的に大きな問題になっている、塩漬け土地(不必要な土地を長年保有して、金利がどんどんかさんで来て、大きな財政負担となること)も今ではありません。

◆《汚職者への退職金は支給せず》
 97年5月、町長選挙のための資金集めで土木業者から収賄・町長が汚職で逮捕
→汚職者町長に退職金は支払うな、と監査請求。
    請求が認められて、退職金約350万円は支払われずにすみました。

◆《火葬場の不正会計処理問題》
→裁判をおこしたら、第一回公判の一週間前の98年9月、広域行政の火葬場組合に1000万円が返還されました。

→地区に協力費として払われ、そのまま、大部分がお寺の建築費にまわされた1億2500万円は、現在も返還すべし、と訴訟を続けています

◆《税金での飲み食いはやめよう!》
  毎年、言い続けて、食糧費の予算額は半減しました!
私が議員になったときに決定されていた95年度の食糧費は2264万9千円でしたが、
→96年度の食糧費は 1614万8千円に削減。
→97年度の食糧費は 1330万2千円に。
→98、99年度も、約1300万。
 このうち、約500万円は、敬老会と成人式として、毎年必要です。その他、どうしてもいる分も幾分はあります。私は、今の半分近くまで減らせると見ています。
 毎年の議会と執行部の懇親会費用は減ったとはいえ、まだ、年間80万円台も飲み食いに。何度言っても、平気で税金で飲み食いする懲(こ)りない面々。私は、交流のためにと、当初は自費で参加していましたが、今はそれも必要ないと参加しません。
  あなたは、税金で飲み食いするような議員を選ぶのですか?

◆《議員海外研修は中止に》(一人65万円の公費負担)
 →私は、やめるべき、と言い続けました。
98年度は、結局、参加を希望する議員がなくなって、実質的にとりやめになりました

◆《議会の研修。夜はコンパニオンつき》
 公費でのこんな研修なら必要ない、といい続けましたが、相変わらず続く。夜は、コンパニオン付きの宴会も。私は、この実態が改まらない限り参加しないと通告中。 そもそも、飛行機にのり、先方でバス一台をチャーターして移動するような、議会全体での研修というものは見直すべきです。というよりやめるべきです。
 議会の委員会の研修は、当初から改善方向にあるので、私も参加しています。

◆《議会調査費は限りなく違法だ!》(97年12月議会)
  議会の会派調査費は、支給手続きもおかしく、給与の二重払いとも見られる!
→98年1月に議員側が自主的(!)に、新年度より辞退することを決定しました