新しい風ニュース  NO147

やまがたの環境とくらしを考える会 (通巻180)
  岐阜県山県市西深瀬208  ├FAX〓 0581-22−4989
なんでも相談   どの政党とも無関係の 寺町 ともまさ
    E-mail tera-t@ktroad.ne.jp    2004年4月3日

 明日の朝刊にも、続編を折り込みますので、ぜひ、ご覧ください。
 今回は、私がなぜ、このニュースを出してきたのか、そして、今後も出していこうと思うのか、説明します。
 また、いろいろな声が寄せられていますので、その一部を紹介します。

 なぜ、新しい風ニュースを続けるのか

 「やまがたの環境とくらしを考える会」は、もともと「たかとみの環境とくらしを考える会」として、環境を守る活動、行政の改善などの活動を10数年続けてきました。「新しい風ニュース」を発行し、新聞折りこみや手くばりで、問題によって、ときには山県郡全体にお送りしました。どの政党とも無関係です。

 古くから「お上」という言葉がありましたが、あたらしい憲法に基づく日本の制度では、もはや「お上」という概念はまっくた存在しません。国も地方自治体も、国民、住民の税金で国民、住民のために仕事をする役割です。そこに、上下の関係はありません。
 でも、役所を「お上」だと思う錯覚は、住民側にも根強く残っています。
 役人の側にも、その意識が抜けない人がいます。

 役所の計画は住民に示され、同意のもとにすすられるはずのものです。
 しかし、ほとんどの行政は、長らく、情報を住民に示すことを嫌い、計画立案に市民の声を反映させることを嫌ってきました。
 その結果、住民にはあきらめや不満、不安がつのってきます。
 当然です。

 私は、行政のことをお知らせすること、それについての一つの見方として私の考えを示すこと、この二つによって、より多くの人が、行政のいろいろなことに自分なりの考えをもち、まちの話題にして欲しい(何も私の考えを押し付けるつもりは毛頭ありません)ということを願っています。

 自分が住んでいるまちのことをみんなが話題にする、自分の意見をいいあう、それは、とても住民の主体性が高い状況です。私は、このまちがそういう「民度(住民の意識レベル)」の高いまちになってほしい、と願っています。合併してもそれは変わりありません。

 

組織や地域に関係ない活動をする理由

 【寺町のコメント】 組織などを基盤にして活動すると、どうしても、その組織や団体の利害を優先して判断しなければいけません。
 私は、「市民の利益はどれか」という観点で行動、対応を判断するために、特定の組織や団体に属していません。もちろん「何が市民の利益か」について、そのとらえ方は、ひとそれぞれです。
 私は、暮らしや権利、環境などについて不安や心配、あるいは実際に被害のある人のそれら問題が解決されるよう、さらに本質的にはその様な心配が生じないようにする、という観点で「市民の利益」をとらえます。

 もちろん、権利と義務の関係はありますから、「市民の直感的な願望」のすべてが達成されるべき、と言う訳ではありません、

         

まちの声から

  「なんでも相談」は有料ですか?

 【寺町のコメント】 先日、電話で、「なんでも相談」は有料ですか? との質問がありました。「法律的な難しい手続きが必要」という部分は弁護士などにしかできないから、そのようにお答えしますが、わかること、できることは、相談にのります、とお伝えしました。
 私は、お金やお礼は、一切お断りしています。どうしてもお礼をしたいから、と初めや途中でいう人には、「じゃ、この話しは聞かなかったことにして、分かれましょう」とお答えします。

 もっとも、「以前に、ある議員に仲介(解決)を頼んだら、片手(5万円という意味)を要求された。やってもらったから、仕方ないから払った」という住民の方がいました。そんな議員がいるなんて、私は、驚き、憤慨しました。

 ◎ 市の行政機構の見直し。お手盛りの公職ポストが多く、権限・権力のみを考えた機構では効率的な仕事はできない。(70代男性、I.O)

 【寺町のコメント】 高富地域の人からは、役所の職員が多すぎる、仕事をしていない職員がいる、などの声がでています。美山地区の人からは、支所の職員が少なすぎる、との声がでています。
 機構改革、職員の適正配置、合併による地域間の格差をなくすことは、急務です。

 ◎ 選挙に対して市民はもっと関心を持って欲しい。目先のことで投票して欲しくない。他人にながされる人間ではダメ。 (50代女性、匿名)

  ○○から、寺町さんががんばってみえる事、いろいろと聞きました。“
   寺町さんのような方がいるから、山県市もまだまだ捨てたもんじゃない” と。
かといって、自分たちも問題が山積なので、とりあえず、自分たちの地域を大切に思えるようになることを願いながら、がんばっています。 (30代女性、M.G)

  寺町ともまささんを応援していることが私たち夫婦の誇りです。
                        (40代女性、N.O)

  オンブズマンはこれから、更に重要になると思います。
   (40代男性、匿名)

  子どもをどんな子にしたいか、どう心がけているかなどのアンケートが必要。 (70代女性、T.O)

 ◎ 身体障害者が市に意見をいえる場がないため、年に一回は、身体障害者の集まりを岐阜市のように開催できる機会をつくってほしい。(50代男性、H.T)

  寺町さんの存在は市を緊張させます。頑張ってください。
                        (50代、匿名)

  毎回、新しい風ニュースを待ち遠しい気持ちで拝見しています。
                        (60代男性、H.N)

 【寺町のコメント】 私は、社会の2割の人がかわれば、その社会は大きくかわる、と考えています。あなたは、いかがですか。

   

まちづくりアンケートはまだ大丈夫

◎まちづくりアンケートと回答用紙は、請求いただければお送りします。
 次のホームページにあります。 http://gifu.kenmin.net/teramachi/
 アクセスするには、インターネットの《検索》の画面で、「寺町ともまさ」と入力して、開いたページの一番下から3行目をクリックすると、すぐにトップページに行きます。この方が簡単で早いです。
 
 新しい風ニュースの特別企画として、まちづくりアンケートを行っています。
やっと、アンケートがおおむね全市に行き届いたと思われところまできました。

 ご回答いただいた方には、多数の質問項目や選択肢にかかわらず、アンケートにお答えいただきありがとうございます。お礼を申し上げます。

 アンケートのお答えについては、順次、パソコンに入力されていきます。
 お届けしたアンケートへのご回答を1カ月ほど後に頂いた例もいくつもあります。まだ、いいですか、との問い合わせが、いまでもあります。

 そこで、4月末を今回のアンケートの一応の締め切りにしたいと考えます。
 その後、適当な時期に、集計し、まとめを整理いたします。

 その結果につきましては、新しい風ニュースでご案内するなどのほか、ご記名でご回答いただいた方には、郵送でもお伝えいたす予定でおります。
 また、インターネットのHPにも掲載いたします。

 皆さん、いまからでも、あなたの自由なご意見をお寄せください。

 締め切りは4月末