新しい風ニュース NO148
やまがたの環境とくらしを考える会 (通巻181)
岐阜県山県市西深瀬208 ├FAX 0581-22−4989
なんでも相談 どの政党とも無関係の 寺町ともまさ
E-mail tera-t@ktroad.ne.jp 2004年4月24日
なんといっても、今回は、山県市議選の報告から。
上位4人が「新人」、「現職」3人が落選、昨年末からの倫理問題の発端となっていた本人は落選・・・・
私は、今までどの選挙も、できるだけたくさんの箇所で街頭演説=辻説法を行う、というパターンの選挙を続けてきました。初日11日、事務所を出てから高富地域の次に伊自良、美山地域に行くと、その反応の大きいことに驚きました。
「ニュース、いつも読んでます!」
「いつも、情報をありがとう!」
「山県はあなたに、変えてもらうしかない!」
「○○といいます。是非、市議になって!」
「こんな問題がある。何とかして!」・・・
選挙カーが動いていくと知らない人が出て来てくれる。自分の言いたいことを演説して、皆さんが出て来てくれて、拍手してくれる、握手してくれる。
これって、候補者冥利(みょうり)に尽きます。
その反応は、今までにない多さ。
期間中、選挙カーでの運動が本当に楽しい毎日でした。
選挙で、こんなふうに感じたのは初めてです。
開票の報道 4月20日 中日
山県市議選確定得票の記事4月20日 中日
手伝ってくれるスタッフも、同じような感想でした。
「最終日、運動が終わって事務所についたとき、涙がでるかと思ったけど、出ませんでした。とても楽しい選挙だったから」
私が選挙で訴えたことの主なことのいくつかを、思い出しながら紹介します(選挙で何を話すかは、私は、いつも直前に考えるタイプです)(続く次号)。
毎日、各地で続けた演説は合計508回になりました。
◎合併で地域の格差や不公平が拡大している問題。
例えば、職員配置のこと。美山支所の職員数は、昨年の9人から6人に減らされ、伊自良支所も1人減らされた。
合併で山県郡が等しく発展するはずだったの、逆になっている。
「何ごとも高富集中」は良くない。改めなければ。
◎合併して、高富地区の人たちからは、本庁の職員が増えた、職員が多すぎる、 職員が暇そうだ、もっと仕事をすべきだ、とのたくさんの意見がでている。
◎職員には、市役所の仕事は、すべて市民のサービス業、という認識が必要だ。 職員研修も重要。
これらはなんと朝日新聞全国版特集記事(4月22日)でも指摘されています。
合併後についての特集記事4月22日 朝日
◎産業廃棄物の問題は重大。
岐阜市の畜産センターの奥の産業廃棄物の不法投棄の問題は、岐阜市だけでなく隣接する山県、山県市民にとっても重大な問題。
大桑椿野に市が推進している産業廃棄物最終処分計画も住民の理解はない。
大桑斧田地区には大規模な産業廃棄物処分場計画が出てきた。一日70台のトラックで運ぶが、梅原側の(市が建設中の)林道から入れるので大桑側には迷惑はかけない、と説明されている。梅原の人にはなんにも説明されていない。
伊自良にも野焼きや不法投棄の問題がある。
山県に、産業廃棄物は持ち込ませない、との強い決意だ。
激戦を伝える記事4月15日 岐阜
◎若者定住政策のこと。
合併してからも、山県市では、65歳以上のお年よりの比率(高齢化率)が上がっている。今後も毎年、毎年上がっていく。若い人の定住政策が必要だ。
笠松町では、住宅業者が「笠松は、中学校終了まで子どもの医療費が無料です」と宣伝したことで、若い人が岐阜市でなく笠松に集まった。
山県市でも、若い人たち、子育て世代のひとたちが、いつまでも山県に住み続けたいと思うような政策、他の地域にいる若い人たちが、山県に移り住みたい、と思うような政策がどうしても必要。
若い人もお年よりもみんがいつまで楽しく暮らすための政策として、子どもが病気になったときの医療費は、中学校卒業まで市が負担することを提案している。
まちづくりアンケートはまだ大丈夫
◎ 新しい風ニュースの特別企画として、まちづくりアンケートを行っています。
すでに、ご回答いただいた方には、多数の質問項目や選択肢にかかわらず、アンケートにお答えいただきありがとうございます。お礼を申し上げます。
アンケートのお答えについては、順次、パソコンに入力されていきます。
アンケートは、まだ、いいですか、との問い合わせもあります。
◎まちづくりアンケートと回答用紙は、請求いただければお送りします。
次のホームページにもあります。 http://gifu.kenmin.net/teramachi/
アクセスするには、インターネットの《検索》の画面で、「寺町ともまさ」と入力して、開いたページの一番下から3行目をクリックすると、すぐにトップページに行きます。この方が簡単で早いです。
今回のアンケートは、(4月末としていましたが) 締め切りは5月連休明け
としたいと思います。その後、適当な時期に、集計し、まとめを整理します。
結果は、新しい風ニュースでご案内するなどのほか、ご記名でご回答いただいた方には、郵送でもお伝えする予定です。インターネットのHPにも掲載します。
皆さん、いまからでも、あなたの自由なご意見をお寄せください。
次回の新しい風ニュースは、連休もあり、5月10日(月)を予定しています。
私のホームページには、数日前に掲載します。