新しい風ニュース NO149
やまがたの環境とくらしを考える会 (通巻180)
岐阜県山県市西深瀬208 ├fax0581-22−4989
なんでも相談 どの政党とも無関係の 寺町
ともまさ
http://gifu.kenmin.net/teramachi/ tera-t@ktroad.ne.jp 2004年5月8日
畜産センター近くでの産廃 不法投棄!!
岐阜市椿洞の畜産センター近くでの産業廃棄物の不法投棄は、その量の多さ、悪質さ、都市部で起きたこと、などなどで大きな問題となっています。
【状況は?】 「投棄されていた産廃の中には、コンクリート片や木くず、紙くずのほか大量のプラスチックが含まれていた(3月22日朝日新聞)。
「国内では、香川県豊島で約56万立方メートル、青森・岩手県境に約88万立方メートル」(3月19日岐阜新聞)。つまり、不法投棄された量は国内2番目。
【岐阜市は?】 岐阜市は、現地調査や環境調査とともに、3月末には、住民への説明会を、近隣の椿洞(地図@)、岩野田北(地図A)、粟野地区(地図B)などで行いました。
【では山県市は?】 現場から、岐阜市役所までは直線で約8kmあるのに、山県市役所まではたった2,5km。現場を中心にした半径2,5kmの円内の1/4は山県市域です。決して、岐阜市だけの問題ではありません。市民の健康を守り安全を確保することに、遅れや怠慢は許されません。
投棄現場を中心にした距離の概念図
【やまがたの環境とくらしを考える会は?】 3月22日の午後、裏面の中村さんら専門家や市民らとその不法投棄の行われている現場を訪れました。あまりの規模の大きさにあらためて驚きました。
4月9日には、岐阜市や周辺の人たちの岐阜市長への要望に賛同しました(右のページ)。
【講演会に、おこしください】 山県市内でも、廃棄物のことが大きな問題になっています。5月23日(日)の午後は、講演会があります(裏面参考)。
どなたでも、参加できます。あなたも、ぜひ、おこしください。
【次号のニュース】 今回は予定していた内容を変更。次号は、5月22日(土)発行、24日(月)の朝刊入りで、新しい議会のことお伝えする予定です。
4月9日 岐阜
2004年4月8日
岐阜市長 細江 茂光 様
岐阜市産廃不法投棄問題を考える会(仮)
(申し入れ団体・アイウエオ順)NPO法人 ごみGネット/
環境の会/岐阜消費者グループ ふじの木会/岐阜人FORYOU/
岐阜喘息友の会/岐阜・2001年の会/
くらし・しぜん・いのち岐阜県民ネットワーク/くらしをみつめあう会/
健康を考える会/サスティナブル21/
循環型社会システムを進める市民の会/徳山ダム建設中止を求める会/
長良ゴミを考える会/平和・人権・環境を守る岐阜県市民の声/
放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜/やまがたの環境とくらしを考える会
積極的な情報公開と公正な第三者調査機関設置に関する申し入れ
記
1.今回の産廃不法投棄問題に関わる調査項目、調査方法、および基礎データを含めた調査の詳細な情報を、市のホームページ、広報、住民説明会等を通じて積極的に公開すること。
2.不法投棄場内及び周辺地域の各種調査に関して、市民、住民と産廃問題に詳しい市民団体の代表、専門家を交えた公正な第三者調査機関を設置すること。
なお、以上の申し入れ事項をどのように実行されるか、4月22日までに文書で回答くださるようお願いします。
以上
申し入れの報道 4月9日 岐阜
産廃問題勉強会
ごみの山はなぜ出来たのか
住民たちの知恵と勇気でこれから出来ること
講師 石井亨さん (廃棄物対策豊島住民会議代表/香川県議)
講師 中村梧郎さん (フォト・ジャーナリスト)
私たちの暮らしと環境を守るために
住民は何をしたら良いのか
行政がしなければいけないことは何か
一緒に考えませんか
5月23日(日)午後1時〜4時
場所 岐阜市北部コミュニティセンター
岐阜市八代1丁目11−13 (058−233−2110)
(長良高見・岩佐病院北100mの信号を西へ約300mの南側)
(福光市民球場の北を東へ約200mの南側)
参加費 500円
主 催 NPO法人 ごみGネット 代表 南修治
事務局 田辺桜子 携帯(090−8133−3307)
MAIL sue-tanabe@nifty.com
協力団体 岐阜市産廃不法投棄問題を考える会(仮)
岐阜・2001年の会
放射能のごみはいらない!市民ネット・岐阜
やまがたの環境とくらしを考える会
この集会の案内のお問い合わせは、《やまがたの環境とくらしを考える会》の
寺町方(TEL・FAX 0581−22−4989)まで
《講師紹介》石井亨氏(いしいとおる)(1960年生)廃棄物対策豊島住民会議代表。
1999年から香川県議。
香川県豊島の産業廃棄物不法投棄を問題視しなかった香川県を相手に国に公害調定を申立、県の非を認めさせ、廃棄物と汚染土壌の撤去及び地下水・浸出水浄化を方向づけた。
事件の報道 3月18日 中日
《講師紹介》中村梧郎氏(なかむらごろう)(1940年生)フォトジャーナリスト。1999年〜2004年3月(岐阜大学地域科学部教授)。
1970年からベトナム戦争を取材、枯葉作戦とダイオキシン汚染の惨禍を記録。ダイオキシンや環境ホルモンの取材を続けている。
講演会の報道 3月28日 毎日