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           7月26日/寺尾・記
多治見市教育委員会へ、扶桑社の教科書を採択しないようにとの要請書を提出 してきました。

多治見市、土岐市、瑞浪市、恵那市、中津川市、笠原町で同じ教科書を使うた めに、東濃採択協議会が採択すべき教科書を答申し、各市町教育委員会が決定 します。教科書採択を議題とする多治見市教育委員会の会議が7月27日午後2時 から開かれるということを21日に知り、急遽申請書への賛同者を募り、13人の 氏名と住所を連記し、昨25日午後5人で教育委員会へ提出しました。教育長と 学校教育課長、同課員の3人が対応してくれました。要請書を読み上げ、公正 取引委員会へ提出した申告書本文、韓国の「アジアの平和と歴史教育連帯」(構 成団体 計90団体)が7月22日読売新聞朝刊に出した意見広告「ともに東アジア の平和の担い手へ、扶桑社版歴史教科書の採択を憂う韓国市民の思い」のコ ピーとともに教育長に手渡しました。各自の思いを述べ、教育委員会の皆さん と話し合いましたが、その限りでは扶桑社の教科書を採択するようなことはな いような印象を持ちました。しかし、採択協議会がもし扶桑社の教科書採用を 答申した場合にもそれを却下して他の教科書を採択するだけの勇気があるかど うかは、確信は持てません。なお、岐阜県の方針として、文部科学省へ報告す る期限8月31日が過ぎるまでは、教育委員会の決定は公表しない、とのことで す。何たる秘密主義!!