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地域情報化事業及び行政防災無線事業に関する住民監査請求
 (補充書−1)     2004.7.9


第1 自治体の情報化の方向
1, 事業の概要
 岩村町は、先駆的に情報化を進めてきた(甲第8号証の1)。
 岩村町情報化基本計画は体裁は山県市地域情報化基本計画と酷似しているが、内容は全く違う(甲第8号証−2)。住民アンケートは町内全世帯に対して行われた(甲第8号証−3)。

2, ユビキタス環境構築は全国展開へ
 今年、岩村町は、与党の政策提言集団にリポートした(甲第9号証)。今、総務省はユビキタス環境構築の全国展開の方針を決めた、と伝えられる。
 数年後には、「ユビキタス」と言う概念は市民に日常的に触れるものとなるとは間違いない。
 山県市民として、莫大な税金を使ったことの結果が、結局時代遅れで、しかも10数年は切り換えが効かない、というになる状況をもっとも懸念する。引き返す勇気を持つべきである。

3, 長崎県
 長崎県のITをリードしてきた島村氏はいう。「すべのシステムが同じデータベースをみることで全体最適化を行っている」(甲第10号証)。全体統合が最も合理的、かつ効率的であることは、近時であるからこそ最重要である。

第2 民間の情報化の方向
 今年6月24日、ソフトピアジャパンで行われた全国の集まりで、岐阜県内のGCIXが注目された(甲第11号証−1)。当日は、総務省のデータ通信課長も講演した(甲第11号証−2)。請求人らは、行政の方向や現状に触れることができた。

第3 不成功例
 岐阜県坂内村は、業者のいうままに進めて大きな負担を強いられ続け、失敗した例と評されている(甲第12号証)。


《書証目録》
 甲第8号証の1  岩村町のHPの紹介
 甲第8号証−2  岩村町情報化基本計画書
 甲第8号証−3  同住民アンケート
 甲第9号証    岩村町が与党の政策提言集団にリポートした資料
 甲第10号証   長崎県のITをリードしてきた島村氏のインタビュー記事
 甲第11号証−1 岐阜県内のGCIXの紹介資料
 甲第11号証−2 04年6月24日、ソフトピアジャパンで行われた全国の集まり
 甲第12号証   岐阜県坂内村は、業者のいうままに進めた不成功例と評される
  以上