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●個人情報保護と岐阜県(住基ネット)
《住民基本台帳ネットワークのスタートに対して、黙ってはいられない。勝手に番号をつけたことへの異議申立のほか、県民ネットの呼びかけで、県内各地の人たちと県個人情報保護条例に基づく削除の請求をした。代表して、知事の処分の取消訴訟も行う》
◆05年5月17日付け 控訴取下書
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原告は、全国知事会等の音頭をとって住基ネットを推進する前岐阜県知事の姿勢を懸念し、さらに、個人情報保護条例にかかる県民らの申し立てを受付なかったことに対して、これを処分でないとする等、とうてい承服し難く、提訴した。
その後、本年2月に知事が替わった。本年4月には、原告(ら)の別件控訴事件における知事の敗訴にもかかわらず、これを上告しなかったことなど、県政の変化が認識できる。
原告としては、原判決において、県の見解を否定して、県民らの当該請求における「処分性」が認定されたところでもあり、本件訴訟を取り下げた。
なお、5月30日の金沢地裁判決及び5月31日の名古屋地裁判決に関して、共通点は「住基ネット情報の削除」であり、異なる点は、「前者が憲法を出発点とする訴訟であり、本件は、自治体の個人情報保護条例を出発点とする訴訟」であること。
◆05年2月23日・地裁判決文 テキスト版 地裁判決文 PDF版
◆地裁判決文・添付文書 PDF版のみ (重い)
◆地裁判決のまとめ
◆争点の観点
◆訴訟の概要説明
◆裁判所が寄りかかったであろう最高裁判決(被告提出)
◆05年3月9日・控訴状 テキスト版 控訴状 PDF版
◆提訴の報道機関への案内(03年6月4日)
◆訴状 テキスト版 訴状 PDF版
準備書面(1) 準備書面(2) 準備書面(3)
準備書面(4) 証拠説明書(1) 証拠説明書(2)
◆県内の皆さんへの呼びかけ(02年9月7日)