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鹿児島県議会の発言問題 05年7月から
2005年7月5日の報告
上野千鶴子さんが、鹿児島県議会側に抗議文を本日5日、提出されました。
特別に、Webへの掲載を前提にその写しをご提供いただきました。 バッシングする側に対して、今回の一連の問題対応の一つのパターンとして、昨日4日の申し入れなどとともに紹介いたします。
上野千鶴子さんの5日づけ抗議文 PDF版 72KB (禁転載)
同 テキスト版 2KB (禁転載)
★ブログや、このWebページ(HP)のアドレスへのリンクや転載、転送は歓迎しますが、「抗議文」そのもの転載、転送は「禁」としています。
2005年7月4日の報告
鹿児島県議会事務局に申し入れ書を提出しました。
3日の案からの修正点は、次の2点
@当該一般質問で、議員が引用した『新・国民の油断』について、「『ジェンダーフリー』や『過激な性教育』を批判した本『新・国民の油断』の記述内容に問題があったことがわかり、出版元のPHP研究所が回収を始めた。」(
2005年06 月17日 朝日新聞Web)ということを加筆したこと
A上野千鶴子さん(東京大学教授)が申し入れ人の筆頭になったこと
●たった一日の呼びかけでしたが、鹿児島県議会申し入れ人は合計142名に。
自治体議員 15都道府県 43市町村 45名
市民 17都府県 50市町村 97名
団体 8団体
7月4日に提出した最終確定版 PDF版 86KB
同 テキスト版 27KB
★この申し入れなどは、転送、転載など歓迎です。
2005年7月3日の呼びかけ
2005年6月28日(火)、鹿児島県議会・一般質問において日韓間の諸外交の懸案や男女共同参画政策とジェンダーフリーを批判する内容の一般質問が行われました。
内容は、議会の一般質問とは思えないひどいもので、一つ目の質問では、「従軍慰安婦はでっちあげ」などと中国・韓国をひぼうし、二つ目の質問で、ジェンダーフリー批判を展開しています。
緊急に、下記のとおり、事実関係や資料所在をお知らせいたします。
私たちは、現在、鹿児島県議会議長および当該議員に、抗議および発言取り消しを求める文書を、送るべく、準備中です。
私たちの行動の提案の説明 PDF版 79KB
同 テキスト版 27KB
7月4日の提出の文案 PDF版 86KB
同 テキスト版 27KB
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寺町へのメールはこちら
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6月28日(火)、鹿児島県議会・第2回定例会一般質問における、吉野正二郎議員の問題の吉野議員の一般質問は、以下の鹿児島県議会ホームページで、全文の録画を視聴することができます(とり急ぎ、下記の発言要点のみ掲載します)。
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(録画から)
「日中、日韓間の諸外交問題に関する知事の見解について」の質問では、
「従軍慰安婦などというありもしない言葉をねつ造」、「挺身隊として強制連行された慰安婦が出てきたなど大々的な嘘の報道をした」、
「中韓両国はやくざのいいがかり」
などと持論を展開しました。
「男女共同参画及びジェンダーフリーについて」の質問では、
「さる平成15年6月議会におきまして、私は、『男女共同参画基本法はその制定過程において、とんでもない許しがたい思想が盛り込まれた欠陥法であること、学校現場その他で多大な混乱を引き起こしている、これを放置すれば日本のよき文化伝統すらも破壊されかねない』という趣旨の発言をしました。そして今、多くの良識ある方々がそのことに気づかれたと同時に、学校現場その他の社会の中において、手のつけられないようなおぞましい現実がはびこっていることも事実であります。それは、ジェンダーフリーという、実にいかがわしい、英語でもなくもちろん日本語でもない用語が害毒をまき散らしているからであります。・・・・・」
と展開。
以上の実録放映は、鹿児島県議会のWebページの当該議員の一般質問の再生のページでどうぞ。
当該議員の一般質問の再生のページ。
カメラの黄色のバーを動かすと早送りなどできます。
報道記事は、例えば、「南日本新聞ホームページ」のページ
上から5つ目の「中韓批判 『やくざのいいがかり』 吉野議員が発言」 ----------------------------------------------------